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吉野アニメ聖地巡礼フェスタ 参加レポ(その1)

2018年3月25日、奈良県吉野町で行われたアニメ聖地巡礼のイベントに行ってきました。
聖地巡礼にまつわる講演会、痛車展示、声優トークショーーなど様々な企画が盛り込まれた複合的イベントでした。

会場となる吉野町中央公民館へ向かいます。



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会場周辺にはイベントのポスターが。

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この子可愛いw(名前あるのかな?多分無かったと思うが…)


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桜はほぼ満開でした。

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本日の行事予定ボード





10:00にオープニングセレモニー開始!
吉野町長がご挨拶していました。
司会はなんと…声優の福原香織さん!!(らき☆すたの柊つかさ役で有名ですねw)


最初の企画として中村彰憲教授(立命館大学映像学部映像学科)による基調講演が始まりました。
テーマは「内発的発展とコンテンツによる地域振興」

以前の記事にも載せましたが、講演内容のメモ(箇条書き)を再掲しておきます。
個人の独断と偏見で書かれたメモなので抜け漏れが多々あると思いますwご容赦下さいw




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・日本人は元々キャラクター好き?(「キャラ」の特徴は省略にある)
(12~13世紀の鳥獣戯画から、その傾向が見られる)

・鳥獣戯画は中世の段階で既に「省略」「変形」「誇張」という漫画の三大要素を生み出していた。
現代漫画のエッセンスを何百年も前に仕上げていたのでカルチャーショックを受ける。(by手塚治虫)

・キューピーマヨネーズのキューピーもキャラ化の象徴と言える
(外国のキューピードール→キューピーへキャラ化。なお、キューピーは日本にしか存在しない)

・ご当地キャラの原点は大阪万博(1970)、太陽の塔フィギュアか?

・確実に原点と言えるのは赤城国体の「ぐんまちゃん」(81)
なお、現在のぐんまちゃんとはデザインが異なる。

・ロサンゼルス五輪(84)から、ビジネスでキャラ活用できると判明(五輪キャラのイーグルサム)

・みうらじゅん、「ゆるキャラ」の言葉を考案。(04)

・ひこにゃんがブレイク。(06) 成功要因としては
→ライセンス無料の期間を設けたこと(現在は有料)
→SNSによる拡散
→女性をターゲット層にした。
従来の、歴史モノは男がやるもの!(ネタやうんちくの披露)、という固定観念を打ち破る。

・くまモン誕生。(11) ひこにゃんと違い、全国に出張。

・ふなっしーが非公式ながらも誕生。(11) しゃべるゆるキャラとして独自性を持つ。

・「先行」することが大事
→他に誰もやっていないことをやる!

・ゆるキャラブームは下火になっている?
→ゆるキャラグランプリの来場者数は2013年をピークに減少。

・日本はキャラ天国だ、と海外のテレビ番組に紹介される。
→日本国内のキャラの数は1500以上!
刑務所でさえ公式キャラがいる!
→もはや「石を投げればどこかのキャラに当たる!」とネタにされるほどw

・ローカル女性キャラの誕生
→羽後町のあきたこまち。(08) 人気イラストレーターの西又葵さんが描いた、萌え系イラストのお米パッケージが注目を浴びる
→東北ずん子。東北企業ならライセンス無料
→京都市交通局の「地下鉄に乗るっ」。イラスト刷新で成功。

・アニメ聖地巡礼の誕生(90年代) エヴァなど。

・何気ないものでも「物語」という付加価値が付くことで観光資源になる。
例えば、甲陽園駅近くにある階段のベンチなど。(涼宮ハルヒの憂鬱)

・アニメ聖地巡礼の問題として挙げられるのは「持続性」

・聖地巡礼の必要条件(2012年の学生論文より)
→アニメの再現
→住民に迷惑をかけず回れる
→地域の協力
→住民理解
→舞台巡りのしやすさ

・内発的/外発的コンテンツ、内発的発展/外発的開発による分類
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・行政の悪い所として、儲かり過ぎるプロジェクトの予算を削減してしまう点が挙げられる。(そこまで稼ぐのなら民間でやっていけるでしょ?という論理)

・上の悪い所にはコンテンツの中身を変えたり、自分たちで新たなコンテンツを作ることで対処。
(例えば、太秦戦国祭り)

・ご当地コンテンツを成功させるには…
→差別化(逆張りの発想)
→外部を呼び込む魅力の再確認
→外部意見の取り込み
→内部との共感
→プラスα(これは各事例ごとに異なるので一概に言えない。当事者が自分自身で作り上げるしかない)

・結論
地元の人を巻き込み、愛せるものを作れば、外部からの影響に関わらず継続的発展できる。

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講演を聞いてて印象に残ったのは「日本はキャラ天国だ!」という言葉でした。

海外の(おそらくアメリカ?)番組でゆるキャラグランプリが紹介されていて、アナウンサーが
「日本では刑務所にもキャラがいるんですよ!もはや石を投げたらどこかのキャラに当たる状態ですよwこれはww」
と言いながら笑っていましたねw観客も大笑いでw

確かに刑務所でもキャラを作っちゃう国って日本しかないようなw
冷静に考えたら、そのヤバさが身に染みてきましたw

日本って何でもデフォルメしちゃうよね。擬人化がその最たるものだけど。
でも外国(特にアメリカ)だと徹底的にリアルさを追求する傾向にあるので、日本と真逆だよね。
(洋ゲーやってたら写実的なキャラクターが多く出てくるので、リアル志向は確実に感じます。GTAとかアンチャとか)

ゲーム・アニメキャラの描き方の違いを日米比較したら面白い研究テーマになると思うよ~









続いては緒方てい(漫画家・イラストレーター)さんによるライブペインティング。
(観客とのトークを楽しみつつ、お題のイラストを仕上げていく企画)

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冒頭で紹介した、この子の新規イラストを描いていきます。
(イベントのキービジュアルポスターを描いたのも、緒方さんです)
会場内は撮影禁止なので、制作過程や完成絵は載せられません…


トーク内容で面白かった部分を掻い摘んで書いてみると…


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・まず、司会が長谷川奈々さん(地下鉄に乗るっ、の太秦萌役)で驚くw

・アメリカのライブペインティングは日本以上にノリが良い。観客の反応が明らかに違う。
(ヒュー!とかフォー!とかwそんな感じ)

・アメリカのマックにはドリンクバーも付いてくる
ビッグマックはS M Lサイズから選べる。Sで400円(ドリンクバー込み)
ある意味、コスパは高い
(もし自分の胃袋が大きければ、アメリカ行きてーなwと思う次第)

・徹夜して描いても効率が上がるわけではない。
(なお、知り合いで徹夜漬けが常態化していた漫画家がいたそうですが、彼は後に亡くなったとのこと…
やっぱ、無理はよくない。)

・自分の場合、寝ないと描くことができない

・初心者とプロの違いは「風を吹かせることができるかどうか」
→風が吹く様子をイメージすると躍動感溢れる絵が描ける

・絵は一年で古くなってしまう(人気作が出ると、絵師が一斉に影響を受けてしまうため)
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美術の成績が万年「2」だった自分にとっては、描き方の話はほとんど分かりませんでしたw
ただ、製作の裏話のような所はなんとなく伝わってきたので、聴いてるだけでも面白かったです。



今回はここまで。次回に続く…
(最近はブログ更新が滞ってて、すみませんw)
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プロフィール

なる ムギクラスタ

Author:なる ムギクラスタ
ムギちゃん、モカさん、愛宕さんに抱き締められたくてしょうがないアニオタ。
アニメ聖地巡礼やオフ会を楽しんでます。
主に豊郷(けいおん!)、西宮(ハルヒ)を訪れる。
大学の卒論テーマもアニメ聖地巡礼という一途っぷり。

twitter→naruKG95